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ケビの夏

天竜舟下り編
2002年7月20日(日)海の日
交通事故対策センター主催により毎年「友の会」のバスツァーがあります。

子供が小さかった時代は自分で遠くに出かけることもままならないので
こういう機会を利用して毎年親子で楽しませていただいて来ました。
小さな子を連れた若いおかぁさんを見ると過去の自分の姿にダブります。
でもいつしか逞しく明るい姿に変わっていくのです。いろんな人に支えられて・・ね。


天竜舟下り・出発は弁天港
食事を済ませた後いよいよ乗船のため港に入りました。

船の回収トラックが戻って来ました。

長年どうやって舟をもどすのか疑問だったけど
謎は解けた!
船着き場にクレーンで下ろす。
乗船前の緊張のひと時。
台風による雨で川はかなりの増水だもの!
持ってるビニール袋に靴を入れて
座って乗り込みます。
さて、緊張感を漂わせて船出です。
いい色にこげた筋肉が頼りになりそうな船頭さん。

前と後ろにひとりづつ
前は「舳乗り・・へのり」
後ろは「艫乗り・・とものり」

後ろの方がハンドル係でベテランさんなんですって。

案内はテープと口頭でしてくれます


船頭さんの「かまえて」の声に
波しぶきを避けるためのビニールシートを上げる。

でもせっかくの視界が狭くなるの。

だんだん慣れてくると多少の波は・・・って・・・
・・・油断してると思いっきり頭からかぶるけどね。

前方右の席のほうが被害大!

ゆったり流れる合流付近の川の浅瀬には
アオサギ、ダイサギ、コサギがたくさん見られました。

渓谷に沿って流れる川は次第に幅を狭めて
垂直に壁になって迫る岩。

岩の隙間のわずかな堆積土に根を張って
悪条件にも負けず白く豊かな野生の白百合が
あちこちに咲いていました。
今回の舟下りの終点
天竜峡が近づいてきました。

港に着く前のカーブで
船頭さんが船べりをカンカン!っとたたきました。

「舟が着きますよ、注意してください!」
という昔からの信号なのだそうです。

その音するどく響くこと!
終点天竜峡港です。
船着き場から木々の合間の小道を抜けて・・・・

さて、問題です。
狭い渓谷なので
人さえもこうして自力で登らなければいけない状態。
舟をトラックに積み上げるにはどうするのでしょう?


写真の上部、木々の谷間に本当は
ワイヤーケーブルでつるされた舟があるのですが・・・
見えませんね。

船着き場からワイヤーで引き上げられ
今度は横移動して川を越えるの。

タイミングよかったら
舟が頭上を移動するのが見られたかも。

おまけ。
川風に吹かれてさぞや心地よい旅・・と想像していました。

水の反射で上下からあおられ
結構疲労感が強いものでした。
とくに暑い日だと思わなかったんだけど降りたら猛暑!
そのせいもあるんでしょうね。

水分の持込み、帽子は忘れずに!!

一時間はあっという間。
ゆらゆらと漂う舟に慣れて
うとうと始めたころには着いてしまいました。

センターの皆様お世話様でした!!
来年も行くぞ〜〜!!どこへでも!

楽しい所へ連れて行ってくださいね!