なかなか言葉にしてまとめることができずにいましたが 紅、10月25日と26日の境目に苦しみながら逝きました。
思いもかけない急展開で飼い主の覚悟を試されるような数日でした。
獣医さんのところに預けた時は肺炎か、気管支炎?のつもりだったのですが 入院しながらのさまざまな検査によると事故にあったのではないかと。
肺に穴があきつぶれ、ガスがたまって呼吸困難が極まってきて、 いかにも苦しそうになってきたのでこのまま家に連れ帰ろうと思いましたが 最後の賭けとして若先生が肺から直接ガスを抜く試みを。
十分抜けてこのまま自呼吸ができていけば肺の穴は自然治癒できるというので 期待が高まったのですが 今度は気道から出血しているのもわかり。
このまま病院で一人置いていく気になれず 酸素ボンベを貸していただくことができたので 呼吸を見ながら家に連れ帰りました。
夜半、ケージ越しにずっと浅黄がそばに。 一時期は重篤な状態に見えないほど落ち着いたのですが やっぱり朝を迎えることができませんでした。
できるだけのこと以上に手をかけていただいた獣医さんには感謝ですが、 すぐには顔を出せずボンベを返しに行くのを遅らせていただいてしまいました。
正直にはあの重い酸素ボンベをよくもまぁ、持ち運べたなぁとも思いますが。
浅黄との距離も縮まってきていたので安心していた矢先のお別れ。 切ないです。
この検査の結果、早くから腫瘍も大きくなっていたのではないかと言われました。
紅が甘えきれずどこか距離を置いていたのは もしかしたらずっと体調の不良を感じていたからかも、と 息子とも話しました。
携帯からの圭の声、紅に届いていただろうか?
残された浅黄は、しばらくの間 コウ!と誰かが名前を出すたびに落ち着かないそぶりを見せていました。
紅、安らかにね。 |