…気まぐれ綴り・・

  ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
2016/11/01(Tue)

映画は映画館というよそ見しない環境で見るのが一番だとは思うけど
なかなか足を運べない。

でも最近はネット配信で見たかったTitleが見られる。

あの9.11をテーマにした
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い。」

見たいけどつらい・・と遠巻きにしてきた。

フィギュアスケートの世界大会でエフゲニア・メドベージェワが
この曲を使って演技をしていた。

それにも刺激されて思い切って、見た。

映像とともにあのときニュースで流れていた
人が地上に叩きつけられるドーン、ドーンという
大きな音がいくつも続いていたことを思い出す。

直接家族を失った人々だけでなくたくさんの人の心にも傷を残した大きな出来事。

映画では
父親をそのテロで亡くしたオスカーが秘密を誰にも話せないまま
トムハンクス演じる父親とのゲームの続きのような第6調査を続けることを
自分の生きる意味にすり替え秘密の鍵の開くドアを探してブラックさんを訪ね歩く。

たぶん天才の域の頭脳を持ちありがちな
こだわりと生きにくさを持つこの子が
思い切ってぶつかって尋ね当てたたくさんのブラックさんも
それぞれに様々なたいへんなことを体験していることにも気づく。

祖父との出会い、本当の鍵の持ち主の父のエピソード。

人を知って自分の中の悲しみを受け止め
錯乱したように泣きわめく息子に伸ばした母の手。

母のベッドにそっと置いた
仕上げた亡き父に捧げる第6調査報告の最後のページ

黒雲が上がるツインタワーにひもを引くと現れる仕掛け。

大きく揺らしたブランコから最後には遠く飛び降りて、
つかの間鳥になる思い・・の父が話したエピソードだ。

落ちてくるのではなく高く高く飛んでビルに届く。

悲しみを受け入れたところからでなくては
立ち上がれないのだということ。

こんな風に劇的な物語でなくても、どうか、どうか
たくさんの悲しみがいつか折り合いがついて安らいで。








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